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No. 33 年齢 40 歳 性別 男性
[ひきこもる前]
○特記すべき出来事:
・父母と3人暮らし。
[ひきこもり開始]
○きっかけ:
・小学校のときにクラスでひどいいじめを目の当たりにし、それ以来人付き合いを避け、高校卒業後なんとなくひきこもった。
[ひきこもり中]
○概要:
・両親は1階の和室で、息子は2階で起居。15年以上息子の顔を見ていない。
・朝6時半に母親が起床、朝食を準備。両親は朝食を取り、7時半までに和室に戻る。その後、7時半に息子が降りてきて朝食をとり、新聞を読んで、その後、洗面、歯磨きを行い、週に2回フロに入る。9時半には自室に戻る。その時にパンとペットボトルのお茶を持っていく。
・パソコン、インターネットはやらない。AMラジオを聴くだけ。
・これまで両親は保健所や医療機関に相談したり、支援団体にも足を運んだ。しかし、「本人を連れてきてください」、「別の専門家に相談してください」、「気長に考えましょう」といわれるばかりだった。
・一度メモで「病院にいかないか」と誘ったが、自殺するとのメモを残され、両親は向き合う気力を無くした。それ以来、父親は息子に声をかけられなくなった。
・訪問支援者(著者)が出向いて1年たったが、本人と顔を合わせたことはないが、ドア越しに会話できるようになった。また、月に一度くらい外出できるようになったし、一人で心療内科に通院を始めた。
○経過年数:
・20年以上。
出典: 長期ひきこもりの現場から (石川清) 洋泉社(2017) P210~ ・訪問支援する著者の体験
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